便利な乗車券「スルッとKANSAI」が廃止へ

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スルッとKANSAI(かんさい)廃止へ

関西の私鉄や地下鉄で使える
磁気カード乗車券「スルッとKANSAI(かんさい)」が、
発行部数の減少などで、
2、3年後をめどに、廃止される見通しになりました。



磁気カードを発行している私鉄各社などが、大筋で合意しました。



後継には、
プリペイド(料金先払い)式のICカード型乗車券の発行を検討しています。





発行部数減少

磁気カード乗車券の発行部数は、
2005年度の約4600万枚をピークに減少し、2011年度は約2300万枚に激減しました。



2003~2004年に、
JR西日本がIC乗車券「ICOCA(イコカ)」、
私鉄系が「Pitapa(ピタパ)」を導入したことなどが影響したとみられます。



私鉄各社は、
「イコカやピタパとも異なる利便性が高いICカードを作りたい」(私鉄首脳)として、
乗車回数に応じた買い物ポイントの付与や、
回数券の機能などを盛り込む考えです。



磁気カードの廃止で、
「ICカードへの移行は少なくとも数百万人単位」との試算もあります。





後継にICカード

IC化が進めば、鉄道会社は、
機械式の改札機の維持管理コストが、大幅に軽減されるとみています。



首都圏では、2008年に、
東京メトロと私鉄の共通乗車カード「パスネット」が廃止されています。



また、今年4月の消費増税の際、
IC乗車券の普及率が、8割を超える首都圏では、
IC乗車券の運賃が、1円単位で値上げされました。



一方、関西は、
IC乗車券の普及率が3~5割にとどまることを理由に、
券売機と同じ、10円単位の値上げになりました。



普及が進めば、
関西でも、首都圏同様の細かな料金設定が可能になりそうです。



ただ、IC乗車券は、
関西では3種類目となり、利用者の混乱を招く恐れもあります。



私鉄各社が、

「どこまで新型カードで、足並みをそろえられるか?」

・・で、流動的な部分も残っています。


















主な交通カード
発行元発行部数
磁気カードスルッとKABSAI関西の地下鉄や
大阪市営地下鉄など
約2300万枚
(年間)
ICカード ICOCA(イコカ)JR西日本約9980万枚
(累計)
PiTaPa(ピタパ)スルッKANSAI協議会約263万枚
(累計)
Suica(スイカ)JR東日本約4832万枚
(累計)



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